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呼吸をしやすくするトレーニング

こんにちは。


前回、呼吸についてお話ししました。


理屈はわかったけど、じゃぁどうすれば良いんだい!


って感じなので、トレーニング方法もお伝えします。


トレーニングに付随して、知識の部分もお伝えしながらお話ししていきます。



普段、私たちは無意識のうちに呼吸をしていますが、「正しい呼吸」ができている人は実は意外と少ないものです。


呼吸は、私たちが生きるために欠かせない活動であり、リラックスや集中、運動パフォーマンスの向上、自律神経のバランスにも深く関わっています。


しかし、現代社会ではデスクワーク、スマホ、ストレス、姿勢の崩れなどが原因で、呼吸が浅くなっている方がとても多いです。


呼吸が浅いままだと、こんな不調につながることも…



✅ 疲れやすい


✅ 集中力が続かない


✅ 姿勢が悪くなる


✅ 肩こり・首こり


✅ 自律神経の乱れによる不調



そこで今回は、誰でも簡単にできる「呼吸をしやすくするためのトレーニング」をお伝えします。


日常の中で少しずつ意識することで、あなたの呼吸は驚くほど変わっていきますよ。


そもそも、なぜ呼吸がしにくくなるのか?



呼吸がしにくい原因はいくつかありますが、大きく分けると以下の3つです。


① 姿勢の崩れ


猫背や反り腰、ストレートネックなど、姿勢が悪いと胸郭(肋骨周り)が動きにくくなり、呼吸が浅くなります。


② 筋肉の硬さ


呼吸には横隔膜や肋間筋、腹筋、背中の筋肉が関わっています。これらの筋肉が硬くなると、呼吸がスムーズにできなくなります。


③ ストレスや緊張


ストレスを感じると交感神経が優位になり、呼吸が浅く速くなりがちです。


これが続くと、さらに呼吸がしにくい状態に…。


正しい呼吸とは?



呼吸には「胸式呼吸」と「腹式呼吸」があります。


理想は、胸とお腹の両方が自然に動く深い呼吸ができることです。


特に大切なのが「腹式呼吸」。


これは、横隔膜というドーム型の筋肉をしっかり使うことで、肺の下まで空気が入る効率の良い呼吸法です。


横隔膜をしっかり使った呼吸ができると、以下のメリットがあります。



✅ 酸素がしっかり取り込める


✅ 血流が良くなる


✅ 自律神経が整いやすい


✅ お腹周りのインナーマッスルも刺激できる



大切な呼吸ですが、腹式ばかりやっていれば良いというわけではなりませんので、

お間違い無いように…。


呼吸をしやすくするためのトレーニング3選



ここからは、実際に呼吸をしやすくするためのトレーニングを3つ紹介します。


どれも簡単にできるものなので、ぜひ試してみてください。


① 仰向け腹式呼吸トレーニング


【やり方】


  1. 仰向けに寝て、両膝を立てる


  2. 片手を胸、もう片方の手をお腹に置く


  3. 鼻からゆっくり息を吸い、お腹が膨らむのを感じる


  4. 口からゆっくり息を吐き、お腹が凹むのを感じる


※ 胸はできるだけ動かさず、お腹の動きに集中しましょう


【目安】5〜10回を1セット、朝・晩に行うのがオススメです。


【ポイント】無理に力を入れず、リラックスして行うことが大切です。

呼吸トレーニング

② 肋骨ストレッチ


【やり方】


  1. イスに座る or 立ったままでもOK


  2. 両手を頭の後ろに当てる


  3. 息を吸いながら、肋骨を左右に広げるイメージで胸を開く


  4. 吐きながら元に戻す


【目安】10回を1セット、1日2〜3セット


【ポイント】背筋を伸ばして行いましょう。胸郭が広がる感覚を意識します。


③ 横隔膜リリース


【やり方】


  1. 仰向けになり、膝を立てる


  2. 指先でみぞおちの少し下(お腹の上部)を軽く押す


  3. 軽く圧をかけた状態で、ゆっくり呼吸を繰り返す


【目安】30秒〜1分程度を2〜3セット


【ポイント】痛みを感じない範囲で優しく行いましょう。


横隔膜がほぐれると、自然と呼吸がしやすくなります。


トレーニングを続けるとどう変わる?



呼吸トレーニングを続けると、以下のような変化を感じる方が多いです。



✅ 呼吸が深くなり、リラックスしやすくなる


✅ 肩こり・首こりの軽減


✅ 姿勢改善


✅ 集中力UP


✅ 疲れにくくなる



特に、横隔膜を意識した呼吸が習慣化すると、日常生活の中で自然と呼吸の質が上がります。


まとめ



呼吸は1日に2万回以上も行われる、人生で最も回数が多い「運動」です。


だからこそ、呼吸の質を変えるだけで、身体も心も大きく変わっていきます。


今回ご紹介したトレーニングは、どれも簡単で道具も不要です。


「最近、呼吸が浅いかも…」と思った方は、ぜひ今日から取り入れてみてください。


なんか一人ではうまくできない、もっとしっかり改善したいという場合は、一度

ご連絡ください!


あなたの「楽に呼吸できる身体」づくりを、全力でサポートします。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!


では。

 
 
 

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