膝痛の本当の原因は「膝」ではないかもしれません
- 聡範 藤原

- 2月13日
- 読了時間: 3分
― 50代女性が見直すべき“動きのクセ”とは ―

「いろいろ試しているのに、なかなか膝が良くならない」
「年齢のせいだと言われたけれど、どこか納得できない」
そんな思いを抱えている50代女性は、とても多いです。
ここまでのシリーズでお伝えしてきたのは、膝痛の原因は必ずしも「膝そのもの」ではない、ということ。
立ち上がり方、しゃがみ方、かばい癖、やりすぎ思考、とにかく早く痛みを消したいって頑張る…。
これらはすべて、膝に負担をかける“背景”でした。
そしてここで、もう一度大切なことをお伝えします。
膝がなかなか良くならない本当の原因は、「動きのクセ」にあることが少なくありません。
なぜ「膝」だけを見ても改善しにくいのか
膝は、体の中で「つなぎ役」の関節です。
本来、体重を受け止めるのは
・股関節(お尻)
・足裏
・背骨の安定
これらが協力しながら、膝はスムーズに曲がったり伸びたりしています。
しかし日常生活の中で、
・膝だけで立ち上がる
・お尻を使わずにしゃがむ
・痛みをかばって片側に体重をかけ続ける
こうした動きが続くと、膝は本来以上の仕事をさせられます。
この状態が長く続くことで、「膝が悪い」という結果が表面に出るのです。
50代女性に多い“無意識のクセ”
特に50代女性に多いのが、
・怖さから膝を曲げない
・左右どちらかに体重をかけ続ける
・正しくやろうと力みすぎる
といったクセです。
これらはすべて、「膝を守ろう」とした結果。
ですが皮肉なことに、この“守り”が膝を緊張させ、回復を遅らせることがあります。
具体例|膝ではなく“クセ”を整えたことで変わったケース
50代女性のQさんは、長く膝の不安を抱えていました。
整形外科では「年齢ですね」と言われ、湿布と安静を勧められました。
しかしQさんが見直したのは、膝そのものではなく、
・立ち上がるときの体重のかけ方
・しゃがむときの股関節の使い方
・片側に寄っていた重心
でした。
すると、
「膝が楽になった」というよりも、「体が安定した」という感覚が出てきたのです。
その結果、膝への意識が減り、怖さも少しずつ薄れていきました。
改善のカギは「部分」ではなく「全体」
膝痛の改善において大切なのは、痛みのある部分だけを見ることではありません。
大切なのは、
・全身のバランス
・体重の乗り方
・動作の流れ
つまり、「動きのクセ」を整えることです。
部分的なストレッチや筋トレも意味はありますが、動きのクセが変わらなければ、再び同じ負担がかかります。
なぜ“クセ”は自分では気づきにくいのか
動きのクセは、長年の積み重ねです。
・家事
・仕事
・育児
・習慣
これらが無意識に形づくられています。
そのため、「これが普通」と思っている動きが、実は膝に負担をかけていることも少なくありません。
だからこそ、膝そのものよりも「動き全体を見る視点」が必要なのです。
まとめ|膝痛の本質は“動きのクセ”
・膝はつなぎ役の関節
・負担の原因は全身の使い方にあることが多い
・50代女性はかばい癖が残りやすい
・部分より全体を見ることが重要
・クセを整えることが本質的な改善につながる
ここまで読んでくださったあなたにいいことをお伝えします。
膝を「なおす」よりも、動きのクセを整えることが実はいいことなんです。
次回はいよいよ、ここまでの内容を一つにまとめ、動きのクセを整える具体的な全体像に入ります。
ここから先が、本当のスタートです。
NOTEも書いています。
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