自律神経って・・・
- 聡範 藤原
- 5月30日
- 読了時間: 3分
さて久しぶりすぎなブログなわけですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
暑かったり、寒かったりと身体が落ち着かない日が続いています。
今回から内容を変えて、より専門的といいますか、
一つのお題について深ぼっていく内容にしていきます。
人によってはつまらないかもしれません。
時間潰しの一つと思ってもらえれば。
1発目は自律神経です。

私は、皆様の身体を元気にする仕事をしているのですが、
やっぱり関わりが大きいのが自律神経。
自律神経の働きが狂うと身体は元気じゃなくなりますからね。
で、自律神経の話の前に神経にはどんな種類があるのか。
神経系統には、中枢神経系と末梢神経系の2種類があります。
そして、
中枢神経系は、脳・脊髄
末梢神経系は、脳神経・脊髄神経・自律神経
に分けられます。
中枢神経は身体の司令塔で末梢神経は司令塔の指示を身体中に知らせる
そんな役割があると思っていてください。
話を戻して、自律神経の役割には
・呼吸、心拍、血圧、体温、消化、排泄など、生体恒常性を維持するために、内臓や血管などの働きの調整があります。
そして、2つの種類に分けられます。
・交感神経(興奮)
働きとしては、
心拍数と血圧の上昇:身体の活動を活発にするために、心臓の拍動を速め、血圧を上げる。
呼吸の速さ:酸素の取り込みを効率的にするために、呼吸を速くする。
筋肉の緊張:身体を準備状態にすることで、動きやすくなる。
瞳孔の拡大:暗い場所でも視覚がより鮮明になるように、瞳孔を拡大する。
汗の分泌:体温を上昇させないように、汗を分泌する。
消化の抑制:消化にエネルギーを消費しないように、消化の活動を抑制する。
排尿、排便の抑制:ストレスや緊張状態では、これらの活動を抑制する。
・副交感神経(落ち着き)
働きとしては、
心拍数と血圧の低下:
副交感神経が優位になると、心拍数が減少し、血圧が低下します。これにより、心臓の負担が減り、血液循環が穏やかになる。
消化機能の促進:
消化管の運動を活発にし、胃液の分泌を促進することで、食べ物の消化吸収を助ける。
呼吸の抑制:
呼吸がゆっくりと深く、リラックスした状態になる。
筋肉の弛緩:
筋肉の緊張を和らげ、身体の力を抜く効果がある。
この二つのバランスを保つことが身体の元気さには大切になります。
昨今はストレス社会なので、落ち着かせるために副交感神経優位な呼吸法だったりが
流行っていますが、そればかりだとよくないことは何となく想像できますか?
バランスを保つことが大切だからです。
例えば、副交感神経ばかり働くとします。
そうすると、
リラックス状態になっているので活動量が減っていくことが考えられます。
そうなると、身体の活力が減っていきます。
筋肉量も減ってしまいます。
頑張りたい時に頑張ることができなくなってしまいます。
あとは、倦怠感や立ちくらみも起きてしまうこともあります。
これらの症状を防ぐために、交感神経を働かせないといけないわけです。
なので、繰り返しにはなりますが2つのバランスが大切です。
じゃあどうすればいいんだよって話ですが、
・運動
・休養
・栄養
この3つに限ります。
食べて、動いて、寝る。
人の基本です。
結局それかよ。って感じですが、
この3つの要素は、もう何年変わらずに続いているんでしょうか。
変わらないということは、それ以上のことがなく
現時点では、それが一番ということです。
運動はラジオ体操から。
休養はしっかりと睡眠をとる。
栄養は1日3食食べる。
まずはここを出来るようにしていきましょう。
もうちょっと深ぼれそうですが、長くなるのでまた次回。
では。
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