結局、何から始めればいいの?運動初心者におすすめしたい「呼吸」と「ラジオ体操」
「運動した方がいいのは分かっている。でも、何から始めればいいのか分からない」
これは、お客様からよく聞く言葉です。

特に40代、50代になって、
「最近、身体が硬くなってきた」
「昔より疲れやすくなった」
「肩や腰、膝が気になる」
「将来も自分の脚で歩ける身体でいたい」
そんなことをきっかけに、運動を始めようと思う方も多いと思います。
ところが、いざ始めようと思ってYouTubeやSNSを見てみると、
「腰痛にはこのストレッチ!」
「50代はこの筋トレ!」
「毎日これを10回!」
いろいろな情報が出てきます。
見れば見るほど、
「結局、私は何をやればいいの?」
となってしまう。
そんな方に僕がおすすめしているのが、
「呼吸」と「ラジオ体操」
です。
「そんな簡単なものでいいの?」
と思うかもしれません。
でも、運動習慣がない方ほど、最初から難しい運動をする必要はないと僕は考えています。
目次
1.運動=筋トレではありません
2.なぜ最初に「呼吸」なのか?
3.呼吸で動かしたいのは「胸まわり」
4.ラジオ体操は意外と優秀
5.普段の生活だけでは身体の動きが偏る
6.ラジオ体操を上手にやる必要はない
7.運動で大切なのは「続けられること」
8.痛みがある人は無理をしない9.結局、何から始めればいいの?
1.運動=筋トレではありません
「運動を始めましょう」
そう言われたとき、何を思い浮かべますか?
スクワット。
腹筋。
ウォーキング。
ジムでの筋トレ。
もちろん、どれも運動です。
筋肉をつけることも、年齢を重ねていくうえで大切です。
でも僕は、その前に大切にしてほしいことがあります。
それが、
「自分の身体をいろいろな方向へ動かせること」
です。
例えばスクワットをするとします。
股関節がうまく動かない状態でスクワットをすると、本来動いてほしい股関節ではなく、腰や膝をたくさん使って動くことがあります。
肩を動かしているつもりでも、背骨や胸まわりが動かなければ、肩だけで頑張ってしまうこともあります。
だから、
「筋力が弱いから、とにかく鍛えよう!」
だけではなく、
今ある身体をどう動かしているのか?
ここにも目を向けてほしいんです。
2.なぜ最初に「呼吸」なのか?
そこで僕が最初におすすめしたいのが、
呼吸です。
「呼吸なんて毎日してるけど?」
と思いますよね。
もちろん、その通りです。
でも呼吸は、単純に酸素を取り込むだけではありません。
息を吸うと胸郭が広がり、それに伴って肋骨なども動きます。
つまり呼吸は、
身体の内側から胸まわりを動かしてくれる動作
でもあるんです。
僕がお客様の身体を見ていても、
「身体が硬いな」
と感じる方は、呼吸をしても胸まわりの動きが小さいことがあります。
肩が上下するだけだったり、
胸の前だけが少し動いたり、
身体全体に力が入ってしまったり。
だから、まずは頑張って姿勢を作るより、
呼吸によって身体を動かしてみる。
僕はここから始めることをおすすめしています。
3.呼吸で動かしたいのは「胸まわり」
難しい呼吸法を覚える必要はありません。
まずは楽な姿勢で、
鼻からゆっくり息を吸ってみてください。
そのときに意識してほしいのが、
胸の前だけではなく、横や背中側にも空気が入っていくような感覚です。
肋骨全体がふわっと広がっていくようなイメージでも構いません。
「腹式呼吸をしなきゃ!」
と、お腹だけを頑張って膨らませる必要もありません。
胸まわりが広がった結果として、お腹も自然に動いてくる。
まずはそれくらいでOKです。
3回でも5回でも構いません。
大切なのは、
「ちゃんとできているかな?」
と考えすぎることではなく、
自分の身体が呼吸によってどう動いているのかを感じること。
ここから始めてみましょう。
4.ラジオ体操は意外と優秀
呼吸の次におすすめしたいのが、
ラジオ体操です。
「小学生の夏休みにやった、あれ?」
そうです(笑)
でも大人になって改めてやってみると、意外とよくできた運動なんです。
ラジオ体操には、
・腕を上げる
・身体を横に曲げる
・身体を前後に曲げる
・身体をひねる
・腕を回す
・脚を曲げ伸ばしする
・跳ぶ
など、いろいろな動きが入っています。
しかも短時間でできます。
運動を始めたばかりの方にとって、
短い時間で身体全体をいろいろな方向へ動かせる。
これは大きなメリットだと思います。
5.普段の生活だけでは身体の動きが偏る
ここで、普段の生活を思い出してみてください。
朝起きる。
ご飯を食べる。
車を運転する。
仕事をする。
スマホを見る。
料理をする。
テレビを見る。
寝る。
もちろん生活スタイルによって違いますが、毎日使っている身体の動きって、意外と似ています。
例えば、
身体を大きく横へ曲げる。
背骨を大きくひねる。
腕を頭の上まで大きく伸ばす。
身体を反らす。
こうした動きは、日常生活ではあまり登場しません。
使わない動きが少しずつ減っていけば、
「昔はできたのに、いつの間にか身体が硬くなった」
ということも起こります。
だからこそ、
普段やらない動きを身体に経験させてあげる。
その方法の一つとして、ラジオ体操は取り入れやすいんです。
6.ラジオ体操を上手にやる必要はない
ここで一つ注意があります。
ラジオ体操を、
「正しくやらなきゃ!」
と思わなくて大丈夫です。
隣の人と同じところまで身体を曲げなくてもいい。
動画のお手本と同じ動きができなくてもいい。
身体が硬くても構いません。
例えば身体を横に倒したとき、
「あれ?右は動くけど左は動きにくいな」
腕を上げたとき、
「今日は肩が少し重いな」
身体をひねったとき、
「思っていたより動かないな」
それでいいんです。
大切なのは、
自分の身体を感じながら動くこと。
ラジオ体操を「上手にやるための運動」にするのではなく、
今日の自分の身体を確認する時間
として使ってみてください。
7.運動で大切なのは「続けられること」
運動を始めると、
「何回やればいいですか?」
「毎日やった方がいいですか?」
「一番効く運動は何ですか?」
という質問もよくいただきます。
もちろん、目的によって運動の内容や量は変わります。
でも運動習慣がなかった方に、最初から
「毎日30分やりましょう!」
と言っても、なかなか続きません。
だったら最初は、
朝起きたら呼吸を3回。
それだけでもいい。
少し余裕がある日は、
ラジオ体操をやってみる。
疲れている日は呼吸だけ。
できなかった日があっても、
「もうダメだ」
ではなく、次の日にまたやればいい。
運動は0か100かではありません。
僕は、
完璧にやることより、やめないことの方が大切
だと思っています。
8.痛みがある人は無理をしない
もう一つ大切なことがあります。
ラジオ体操は取り入れやすい運動ですが、
痛みを我慢してまでやる必要はありません。
例えば膝が痛くて跳ぶ動作がつらいなら、無理に跳ばなくてもいい。
腰を反らすと痛いなら、小さな動きにしてもいい。
「ラジオ体操だから全部やらなきゃ」
ではありません。
身体の状態は一人ひとり違います。
特定の動きで強い痛みが出る場合や、痛み・しびれが続いている場合などは、無理に自己流で運動を続けず、医療機関などへ相談することも大切です。
運動は、
痛みに耐えるためにするものではありません。
自分の身体と相談しながら進めていきましょう。
9.結局、何から始めればいいの?
ここまでいろいろ書いてきましたが、答えはとてもシンプルです。
運動した方がいいのは分かっている。
でも、何をしたらいいのか分からない。
そんな方は、
まず「呼吸」と「ラジオ体操」から始めてみてください。
最初から難しい筋トレをする必要はありません。
毎日30分、時間を作る必要もありません。
まずは今日、
深呼吸を3回してみる。
そして時間があれば、
ラジオ体操をやってみる。
そのとき、
「ちゃんとできたか?」
ではなく、
「今日は身体がどう動いているかな?」
と感じてみてください。
昨日より少し動きやすい。
右と左で違う。
呼吸すると背中まで広がる感じがする。
そうした小さな気づきも、身体と向き合う第一歩です。
身体を変える第一歩は、意外とシンプルです
「運動しなきゃ」
と思いながら何も始められないより、
今日、呼吸を3回する。
それでいいんです。
できたら次はラジオ体操。
そこから少しずつ、自分の身体に必要な運動を増やしていけばいい。
身体は、いきなり大きく変える必要はありません。
まずは身体を動かすことを、生活の中に戻していく。
何から始めればいいのか迷っている方は、
今日から「呼吸」と「ラジオ体操」。
ぜひ試してみてください😊




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