痛みがあるのに「まだ大丈夫」って、本当に根拠ありますか?
- 聡範 藤原

- 1月2日
- 読了時間: 3分
― その自信が、身体を壊しているかもしれません ―
「痛みがあるけどまだ動けるし大丈夫」
「多少痛いけど、生活できてるから平気」
「みんな同じような年齢だし」
50代の女性から、本当によく聞く言葉です。
でも、少しだけ厳しいことを言います。
その「まだ大丈夫」、ちゃんとした根拠はありますか?
その自信、実は“思い込み”じゃないですか?
身体は、急に壊れることはほとんどありません。
ほとんどの場合、
・少し動きにくい
・ちょっと疲れやすい
・なんとなく不安
こうした違和感を
「年齢のせい」
「気のせい」
で流し続けた結果、ある日ハッキリとした不調として表に出ます。
つまり、「まだ大丈夫」と思えている時が一番危ないということもあるのです。
日々、自分の身体と向き合う事でちょっとした違いにも気づくことができて
対処も早くなるかもしれません。
簡単には身体は変わりません。
なので、日々の積み重ねが必要です。
「いい姿勢=肩甲骨を寄せる」は、完全な勘違い
姿勢を気にすると、
・胸を張る
・背筋を伸ばす
・肩甲骨をギュッと寄せる
こんな意識をしていませんか?
実はそれ、身体にとってはかなり無理をしている姿勢です。
肩甲骨を寄せ続ける姿勢は、
・首や肩が緊張する
・腰が反りやすくなる
・膝や股関節に負担がかかる
・呼吸が浅くなる
つまり、「いい姿勢をしているつもり」で身体を壊しにいっている状態になることもあります。
「頑張る姿勢」が痛み・不調を作る流れ

図を見てもらうと分かる通り、いい姿勢とは頑張って作るものではありません。
力を入れ続けないと保てない姿勢は、そもそも“正しい姿勢”ではないのです。
本当にいい姿勢とは「楽に立てる姿勢」
本当に身体にとって良い姿勢は、
・呼吸が自然にできる
・力が入りすぎていない
・楽に動き出せる
そんな状態だと考えてます。
「意識しないと崩れる姿勢」
ではなく、
「意識しなくても崩れない姿勢」。
ここを間違えると、どれだけ姿勢を気にしても不調は減りません。
「まだ大丈夫」は、変化に気づけなくなる言葉
怖いのは、「まだ大丈夫」と思っている間に、
・動きが慎重になる
・できない動作が増える
・無意識に身体をかばう
こうした変化が当たり前になってしまうことです。
そして気づいた時には、「前はできてたのに」という言葉が増えていきます。
姿勢は“作るもの”ではなく、“整えるもの”
姿勢を無理に正すよりも、身体の使い方そのものを整える。
これができると、姿勢は自然と変わります。
・肩甲骨を寄せなくても立てる
・胸を張らなくても安定する
・動くのが怖くなくなる
こうした変化は、正しい方向で身体と向き合った結果です。
「まだ大丈夫」と思える今こそ、見直すタイミング
強い痛みが出てからでは、選択肢はどうしても減ります。
でも、「まだ大丈夫」と思えている今なら、身体はまだ応えてくれます。
このブログを読んで少しでも「私のことかも」と思ったなら、
それは身体が出しているサインかもしれません。



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