痛みで痛い場所ばかり見ていませんか?
- 聡範 藤原

- 16 時間前
- 読了時間: 3分
痛みを繰り返す人に共通する「動きの癖」と背骨の話

膝が痛い。
腰がつらい。
肩や首が重い。
こうした不調があると、多くの方は「痛い場所」に原因があると思います。
もちろん、痛い場所に負担がかかっていることは事実です。
でも、現場で身体を見続けてきて強く感じていることがあります。
痛みは原因ではなく、結果であることがほとんどということです。
痛みは、ある日突然起きているわけではありません
「昨日までは大丈夫だったのに」
「急に痛くなった気がする」
そう感じる方も多いですが、身体はそんなに突然変わりません。
・動きにくさ
・違和感
・無意識にかばう癖
・力み
こうした小さな変化が積み重なり、ある日「痛み」として表に出てきます。
つまり、痛みが出た時点で、原因はすでに前から存在しているということです。
背骨は、全身の動きをまとめる場所
身体の中で、とても重要なのに見落とされやすいのが背骨です。
背骨は、ただ姿勢を支えているだけではありません。
・曲がる
・伸びる
・ひねる
・しなる
こうした動きを通して、全身の動きを調整しています。
言い換えるなら、背骨は「動きの中心」です。
背骨が動かないと、何が起きるのか
背骨の動きが少なくなると、身体は別の場所でバランスを取ろうとします。
その結果、
膝が必要以上に頑張る
腰が耐え続ける
肩や首が引っ張られる
こうして、よく使われている場所から痛くなるという流れが生まれます。
膝が痛い人ほど、実は膝以外がうまく動いていない。そんなケースはとても多いです。
「良い姿勢」が、背骨を止めていることもある
これは少し意外に思われるかもしれません。
・胸を張る
・肩甲骨を寄せる
・お腹を締める
これを一生懸命やっている方ほど、背骨が動かなくなっていることがあります。
見た目はきれいでも、背骨は「固められた状態」。
背骨は、支えるためだけでなく、動くためのものです。
動かない姿勢が続くと、結果的にどこかが無理をします。
痛い場所は、悪者ではありません
痛みが出ている場所は、サボっていたわけではありません。
むしろ、一番頑張ってきた場所であることがほとんどです。
だからこそ、痛い場所だけを責めるような対処をしても、なかなか変わらないのです。
大切なのは「どこが痛いか」より「どう動いているか」
身体を見る時に大切なのは、「どこが痛いか」ではなく、「どう動いているか」。
・どこが動いていないのか
・どこが代わりに頑張っているのか
・どんな癖が積み重なっているのか
これを見ていくことで、痛みの本当の背景が見えてきます。
「まだ大丈夫」は、身体を変えにくくする言葉
・まだ歩ける
・まだ家事はできる
・我慢できる程度の痛み
そう思えている間は、大きな不安はありません。
でもその間に、身体の動きは少しずつ変わっています。
気づいた時には、「前より動きにくい」「やりたいことを避けている」
そんな状態になっている方も少なくありません。
今、違和感に気づいているなら
もし今、
・動きにくさを感じている
・痛みが気になり始めている
・将来が少し不安
そう感じているなら、それは身体からのサインかもしれません。
早く向き合うほど、身体は変えやすい。
これは現場で、何度も見てきた事実です。
もっと深く知りたい方へ
なぜ背骨を最優先で見るのか。
なぜ痛い場所だけを追いかけないのか。
こうした考え方や、現場で見てきたリアルな話はNOTEにまとめています。



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