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背骨が動かないと、身体はどこかで無理をします


― 不調の原因が「痛い場所」にないことも多い理由 ―


このブログにたどり着いた方の中には、「ちゃんと理由を知りたい」そう感じている方もいるかもしれません。


身体の不調が続くと、不安になったり、「仕方ない」と我慢するのが当たり前になってしまうことがあります。


ですが、不調には必ず背景があります。


痛みが出ている場所だけでなく、身体の使い方や動きのつながりを見直すことで、状態が変わるケースも実際にあります。


このブログでは、身体を部分ではなく「全体」として捉えながら、なぜ今の不調が起きているのかを、できるだけ分かりやすくお伝えしていきます。


※この記事は、特定の症状だけを見るのではなく、身体全体の動きや使い方をもとにした考え方をお伝えしています。


背骨は「支える」だけでなく「動く」ためにあります


背骨というと、「姿勢を支えるもの」「まっすぐ保つもの」というイメージを持っている方が多いかもしれません。


ですが実際の背骨は、動くことを前提にした構造 になっています。


背骨は、前に曲がる後ろに反るひねるといった動きを組み合わせながら、日常のあらゆる動作を支えています。


歩く、しゃがむ、立ち上がる。これらの動作は、背骨がしなやかに動くことで、特定の場所に負担が集中しないようにできています。


背骨が動かなくなると、何が起きるのか


背骨の動きが小さくなると、身体はそのままではスムーズに動けません。


すると身体は、別の場所でその動きを補おう とします。


たとえば、


・背骨が動かない分、腰を反らせて動く

・上半身が固い分、下半身に負担を集める


こうした「代わりの動き」が増えていきます。


その結果、肩・腰・膝など、本来そこまで負担がかからないはずの場所に、無理が集中しやすくなります。


なぜ背骨は動かなくなりやすいのか


背骨が硬くなる原因は、特別なことではありません。


・長時間座りっぱなし

・スマホやパソコンを見る姿勢

・同じ姿勢が続く生活

・動かす範囲がいつも同じ


こうした日常が続くと、背骨はだんだん「動かなくてもいい」と判断します。


さらに、「姿勢を良くしよう」と無理に胸を張ったり、背中を固めたりすると、背骨の動きはますます小さくなってしまいます。


図解で見る「背骨が動かない状態」


膝が痛いのは膝のせいではなく、背骨に原因があるかもしれません。胸椎が動くか確認する必要があります。

図のように、背骨の動きが少なくなると、身体の上下の連動がうまくいかなくなります。


その結果、一部の関節や筋肉が「頑張らされる状態」になり、不調が出やすくなります。


「良い姿勢」を頑張るほど、疲れていませんか


「姿勢を意識すると疲れる」「長く立っていられない」


こうした感覚がある場合、姿勢そのものよりも、背骨の動きが制限されている可能性があります。


本当に楽な姿勢は、力を入れなくても保てる姿勢です。


背骨が自然に動ける状態になると、姿勢は「作るもの」ではなく、結果として整っていきます。


背骨は「鍛える」より「邪魔しない」


背骨を良くしようとすると、ストレッチや運動を頑張ろうとする方も多いです。


もちろん大切ですが、それ以前に必要なのは、背骨の動きを邪魔している要因を減らすことです。


・固めすぎていないか

・動きを止めていないか

・同じ姿勢ばかりになっていないか


こうした視点で身体を見るだけでも、感じ方が変わることがあります。


もし、こんな感覚があれば


・どこが悪いのか分からない不調が続いている

・動き始めが重たい

・姿勢を意識すると疲れる

・昔より動きにくくなった気がする


これらは、背骨の動きが関係しているサインかもしれません。


最後に


不調があると、どうしても「痛い場所」だけに目が向きがちですが、身体はすべてつながって動いています。


そのため、表に出ている症状だけを見ても、本当の原因が分からないことも少なくありません。


もし今、

「このままで大丈夫なのかな」

「一度、ちゃんと見てもらった方がいいのかな」


そんな気持ちが少しでもあるなら、まずは自分の身体の状態を知るところから始めてみてください。


身体の動きや使い方を整理することで、不調との向き合い方が変わることもあります。


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