首は「動かしすぎ」も「動かなすぎ」も不調を招く
- 聡範 藤原

- 3 日前
- 読了時間: 3分

首がつらいと、「固まっているから動かした方がいいのかな?」
もしくは、「痛いから動かさないでおこう」
そう考える方は多いと思います。
実際、まったく動かさない状態が続くと、首や肩の負担が増えやすくなります。
ただし、動かせばいいわけではありません。
首(頚椎)は、動かしすぎても、動かなすぎても、どちらでも不調が出やすい場所です。
頚椎は「大きく動かす」ための構造ではない
首は、とても繊細な構造をしています。
頭の重さ(約4〜6kg)を支えながら、小さな動きを繰り返して姿勢やバランスを調整しています。
そのため、
・勢いよく首を回す
・反動をつけて動かす
・可動域を無理に広げる
こうした動かし方は、一時的にスッキリしても、首にとっては負担になることがあります。
動かしすぎると、首は「守ろう」とする
首を動かしすぎると、身体は「不安定」と感じます。
すると、安定を取り戻すために首や肩の筋肉を緊張させます。
その結果、
・動かした直後は軽い
・でもすぐ戻る
・逆に違和感が増す
といった状態が起こります。
これは、首が悪いのではなく、首が守ろうとしている反応です。
動かなすぎると、代わりに他が頑張る
一方で、首がほとんど動かない状態が続くと、身体は別の場所で補い始めます。
・肩が代わりに動く
・背中が固まって支える
・腰でバランスを取る
こうして、首だけでなく肩こり
・背中の張り
・腰の違和感へと負担が広がっていきます。
「首はそこまで痛くないのに、肩や腰がつらい」
そんな方ほど、首の動きが関係していることがあります。
よくある勘違い①
首は毎日ストレッチした方がいい?
これはよく聞かれる質問ですが、答えは 「人による」 です。
・すでに動きすぎている首
・安定が足りない首
こうした状態で毎日ストレッチを続けると、不調が長引くこともあります。
大切なのは、足りない動きを補うことであって、無理に動かすことではありません。
しないよりはした方がいいですが、思いっきりとかはダメです。
前述した通り、繊細な場所だからです。
よくある勘違い②
首を動かさない方がいい?
逆に、「怖いから動かさない」という選択も、長期的にはおすすめできません。
動かなすぎると、首はどんどん硬くなり、他の場所が代償するようになります。
必要なのは、安心して動ける状態を作ることです。
動かすのであれば、自身の中で不安がない程度の大きさやスピードで動かすのがおすすめです。
大切なのは「どれくらい」ではなく「どう動くか」
首に必要なのは、
・たくさん動かすこと
・止めておくこと
ではありません。
・必要なところが
・必要な分だけ
・自然に動く
このバランスが整うことで、首の負担は減っていきます。
それってどうやって判断するんじゃい!って感じですね。。
首は「単体」ではなく「全体」で見る
首の不調が続く方ほど、首だけをどうにかしようとしがちです。
ですが、首は身体全体の動きの中の中継地点にすぎません。
背中、骨盤、呼吸、姿勢。
それらとの連動が整うことで、首は頑張らなくても済むようになります。
首を不調から楽にするための視点
首を無理に動かすことよりも、首が頑張らなくてもいい状態を目指した方がいいですね。
首が楽になると、自然と動きは戻ってきます。
まとめ
首は、「動かしすぎ」でも「動かなすぎ」でも不調が起こりやすい場所です。
大切なのは、動きの量ではなく動きの質とバランス。
首をきっかけに、身体全体の使い方を見直すことが、不調改善への近道になります。
NOTEも書いています。
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