膝痛を放置した、その先にあった後悔
- 聡範 藤原

- 1 日前
- 読了時間: 3分
― もっと早く向き合えばよかった、と言わないために ―

「最初は、違和感程度で大したことないと思ってました」
膝の不調についてお話を伺うと、多くの方がこう言います。
・階段の上り下りで少し違和感があった
・立ち上がる時に一瞬だけ痛んだ
・正座やしゃがむ動作がつらくなってきた
でもその時は、「まだ大丈夫」「年齢のせいだろう」そう思って、深く考えなかった。
この判断が、後になって大きな後悔につながることは、決して珍しくありません。
膝は、ある日突然悪くなるわけではありません
膝の痛みは、急に壊れるように出るものではありません。
・動きのクセ
・身体の使い方
・日常の積み重ね
こうしたものが少しずつ膝に負担をかけ、時間をかけて痛みとして表に出てきます。
つまり、痛みが出た時点で、原因はすでに積み重なっているということです。
「我慢できていた」ことが、判断を遅らせる
膝の痛みが厄介なのは、最初は我慢できてしまうことです。
・歩ける
・家事はできる
・日常生活は回る
だからこそ、「まだ様子を見よう」という選択をしてしまいます。
でも、我慢できている間に、身体は確実に変わっています。
無意識に増えていく「避ける動き」
膝に違和感があると、人は無意識に動きを変えます。
・深くしゃがまない
・階段を避ける
・片脚に体重をかけない
・動作をゆっくりにする
これらは一時的には楽ですが、続くと膝を支える筋肉や関節が使われなくなります。
結果として、膝はますます不安定になり、痛みが出やすい状態へ進んでいきます。
よく聞く膝痛の「後悔の声」
実際に多く聞くのが、こんな言葉です。
「違和感の時に、ちゃんと見てもらえばよかった」
「膝だけの問題じゃなかったんだ」
「もっと早く身体の使い方を変えていれば…」
多くの方が、“痛くなってから”原因を探し始めます。
でもその時には、
・動かすのが怖い
・回復に時間がかかる
・選択肢が少ない
という状態になっていることもあります。
膝の痛みの原因は、膝だけとは限りません
膝痛になると、どうしても膝そのものに原因を探しがちです。
でも実際には、
・股関節
・骨盤
・背骨
・足首
こうした部分がうまく使えていない結果、膝に負担が集中しているケースは非常に多いです。
膝は、身体の中継点のような存在。
周りがうまく働かなくなると、真っ先に影響を受けやすい場所なのです。
「まだ大丈夫」は、実は手遅れなのかもしれません
「まだ歩けるから」
「まだ家事ができるから」
そう思えている今は、実は一番、身体を変えやすいタイミングです。
強い痛みが出てからでは、
・恐怖心
・動作制限
・回復の遅れ
これらが大きな壁になります。
今、違和感があるなら
もし今、
・膝に不安がある
・動作を考えるようになった
・将来が少し怖い
そう感じているなら、それは「向き合ってほしい」という身体からのサインです。
後悔の言葉を、未来の自分に言わせないために
「もっと早くお店に来ればよかった」
この言葉を、未来の自分が口にするか。
それとも、「早めに向き合ってよかった」と言えるか。
その分かれ道は、今の選択です。



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